アファメーションの詳しい作り方

親子で使える心理学実践家のアスモです。

前回の記事
「人生で最も重要なのは自己肯定感」
でお伝えしたアファメーションについて
もっと詳しくお伝えしないとまずいなと思い、
今日は筆を進めることにしました。

前回お伝えした要点だけでも抑えて
実践してもらうことで十分に効果は
感じてもらえると思うのですが・・・。

「やいやい、アスモ!知ったかぶりして、
 適当なこと教えやがって。
 こちとら本を何冊も読んで勉強して
 正しいアファメーションの方法を学んでるから、
 お前の方法は大雑把すぎるぞ!」

という人もいるかもしれないので、
少し細かくアファメーションについて
情報を整理していきたいと思います。

目次

理屈よりも実践

まず、最初にお伝えしておきたいことは、
OTTIでは、「理屈よりも実践」を
重じているということです。

完璧な方法なんて世の中に存在しません。

トップアスリートだって最初は下手くそです。

見様見真似で実践を繰り返して
上手になっていくのです。

だから、最初から完璧を求めて
欲しくないという思いがあります。

まずは、中途半端な形でもいいから
とにかく試してもらって楽しんで
もらうことが何を学ぶ上でも
大切だというのが私の信念です。

意図があって情報を省略して
伝えているのです。

肩の力を抜いて、完璧を求めず、
まずは楽しみながら好奇心を持ちながら、
ワクワクしながら試してください。

その先に素晴らしい未来が待っていますよ。

そもそもアファメーションとは何か?

前回の記事でもお伝えしたように、
アファメーションとは自分自身に対する
肯定的な宣言のことです。

簡単にいうと「私はできる」「私は優れている」
「私は勝負強い」など肯定的な声かけを
自分自身に行うメソッドがアファメーションです。

アファメーションを行うことで、
ポジティブな精神状態を保てたり、
目標達成を加速させることができます。

でも、正直言ってアファメーション信者
みたいになって毎日唱えまくるだけで効果が
出るかといえばそうではないというのも
私の考えです。

なぜかというと、アファメーションには
効果を出すためのメカニズムが
存在しているからです。

アファメーションが効くメカニズム

実は、私は苫米地ワークスの
卒業生でもあります。

ワークスの内容については守秘義務が
あるので、ブログには書けませんが、
苫米地英人博士の書籍にある
アファメーションに関する内容を
私なりに解釈し、要約していきます。

キモの部分をざっくりお伝えすると、

「ゴールを設定し、ゴールの世界の
 臨場感を高めると、スコトーマ(盲点)が
 外れて、ゴール達成の方法が見えてくる。」

ということです。

で、自然とゴールが目の前に引き寄せられてくる
というメカニズムが人間には存在しています。

で、アファメーションがなぜ大事かというと、

「ゴールの臨場感を高めるため」
というのが私の解釈です。

良く、巷では・・・

「アファメーションをやると
 ポジティブになれますよ!」

とか、

「アファメーションをやると
 意識が変わりますよ!」

という人がいますが、実は、
「ゴール(夢・希望・目標)の
 臨場感を高める手段の一つ」

というのがアファメーションの
現実的な解釈だと思うのです。

実際に私がアファメーションを
活用して達成したゴールの一部を
以下に紹介します。

1 世界一周

2 6大陸に足を踏み入れる
  (5大陸まで達成)

3 年収1000万円

4 ○○さんと仕事をする
  (著名芸能人)

5 ○○さんと仕事をする
  (著名ビジネスマン)

6 世界平和に貢献する
  (某国際協力NGOで働く)

7 天才になる
  (某高IQ団体テストに合格)

8 どんな環境でも自信を持って
  楽しく生きられるようになる

他にも細かいものをあげたらキリが
ないですが、ゴールを設定して、
ゴールの臨場感を高め、ゴール
達成までの盲点を外すという役割が
アファメーションのキモなのです。

もちろん、まだまだ私自身も人生を
かけて取り組むべきゴールの道半ばですし、
その過程にこのサイトもあります。

ネガティブなセルフトークを
押さえ込むためにアファメーションが
あるのではなく、ゴールを実現するために
その臨場感を高める手段の一つが
アファメーションなのです。

ここを履き違えると・・・

「アファメーションさえやって
 おけば大丈夫!100人乗っても大丈夫!」

と勘違いしてしまうことになるので、
ゆくゆくは気をつけて欲しいです。

でも、やらないよりはやった方が
良いので、前回の記事のように
要点だけ抑えて紹介しました。

アファメーション作成のルール

前回の記事ではキモとなる4つの
ルールだけ紹介しました。

今回はアファメーション関係の
書籍でも紹介されているルールを
細かく抑えていきたいと思います。

なんと、11個ものルールが存在しています。

いきなり11個を守ろうと思っても、
正直難しいのが現実です。

全部守れなくてもやらないよりは、
マシです。
(私も全部遵守することは稀です。
 でも、ゴールは着々と実現しています。)

11個も多すぎるよーという人は、
前回紹介した4つだけでも守って
アファメーションを作ってみてください。

でも、真面目な人のために以下に
11個のルールを紹介します。

ただ、先ほどもお話ししたように、
「ゴールの臨場感を高める」ことが
最重要なので、難しいものは飛ばして
もらっても構いません。

ルール1:一人称(私、僕など)

アファメーションの文章を作る際に、
「私は」「僕は」などの一人称から
始めるのがセオリーです。

ルール2:肯定的な言葉を使うこと

「無意識は肯定系と否定形を区別できない」
というセオリーがあります。

なので、例えば「嫌われたくない」という
ゴールがあるなら「みんなに好かれる」
のように肯定系に修正すると良いでしょう。

ルール3:現在進行形にすること

「今まさに○○している」「今目の前で起こっている」
などの「〜ing」の形にすると良いです。

ルール4:すでに「達成している」世界を表現すること

「私はみんなに好かれている」
「私は自信に満ち溢れている」
「私は幸せな生活を送っている」
などのすでにその世界を生きているように
評点してください。

アスモ的な解釈では、ゴール達成に
おいてはこのルール4が最重要です。

すでに「達成している」世界を
表現できれば、自ずとゴールの
臨場感が上がります。

ルール5:他者と比較しないこと

他人と比較しないというのも重要です。

例えば、
「○○という友人よりも人気者になる!」
というアファメーションを作ったとすると、
その友人が基準になってしまいます。

すると、その人物にゴールを左右されて
しまうことになるのです。

ひどい場合はその人物の動向に意識を
取られすぎて、ストーカーまがいの
ウォッチングをしてしまいかねません。

アスモ流(OTTI)では心の底から憧れている、
理想だという人物がいるならその人物を目標に
するのも有りだと思います。

その場合も「○○という人物よりも稼ぐ」
とか、「○○という人物よりも人気者になる」
とか、「○○という人物よりも偉くなる」
は、やめた方が良いです。
(ここは根拠はないですが、経験則です。)

どちらかというと、
「○○さんと一緒に仕事をする」
「○○さんから〜〜を教わる」
などの謙虚な姿勢のアファメーションの
方が現実がうまくまわります。

ルール6:動作・動きを表現する言葉を入れること

動作・動きは臨場感を高めるのに
重要なファクターになります。

「毎日笑顔で過ごしている」
「○○山の頂上でガッツボーズしている」
「子供達とにこやかに話している」

など目の前に浮かぶようなアクションを
描写すると良いです。

ルール7:感情を表現する言葉を入れること

ゴールを達成した時の感情を
表現する言葉が重要です。

感情は実は、16タイプの性格に限らず
臨場感を司る重要な鍵になっています。

あなたがもし、思考タイプだとしても、
ここは大切にして欲しいです。

感情を表す言葉を入れた
アファメーションの例としては、

「毎日ふとした瞬間に子供達の
 成長を感じて、心がじわっと
 温かくなる。」

みたいなリアルに感情が動く言葉、
シチュエーションをイメージすると
良いです。 

ルール8:詳細に表現すること

OTTIの基本であるユング心理学を
ベースに説明すると、「思考」「感情」
「感覚」「直観」を全て取り入れて
表現すると良いです。

一般的なフレームワークを用いると
5W1Hを用いると分かりやすいです。

いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、
どうした、ですね。

プラスあなたが深掘りしやすい
ディテールを詰めると良いでしょう。

ルール9:人生全体のバランスを考慮すること

これは、あなたが理想とする
バランスで良いです。

世間一般の常識が「バランスが良い」
と思う基準があなたにとっては、
「おかしい」と感じることも良くあります。

あなたなりに「キャリア」「お金」
「家族」「趣味」「社会貢献」
「自己探求」「人間関係」
など、バランスをとった
アファメーションのグループを
作ると良いです。

ルール10:鮮明にイメージできること

最後にイメージしやすいように
調整してください。

ここは一人一人大きく違うところだと思います。

「神様と交流している」で鮮明に
イメージできる人もいれば、

「悪魔と交流している」で鮮明に
イメージできる人もいます。

鮮明にイメージできるということが、
実は、ゴール達成のサインの可能性もあります。
(もちろん、そうじゃない場合もありますが。)

ルール11:他者に秘密にすること

世の中邪魔者が多いです。

人が夢を語ると必ず足を引っ張ろう
とする人たちがいます。

そういう人に知られないように
アファメーションを守るという
セオリーがあります。

でも、ここは正直どうでも良いです。
(アスモ流)

ゴールを人に宣言してうまくいく
タイプの人もいれば、うまくいかない
タイプの人もいます。

あなたに合う方法論を実践しながら
確立してください。

そもそも、万人に適合する成功法則
なんてないと思うのです。

それを、
「みんなが成功しました!」
なんてうたう宣伝が世の中には多いです。

そうじゃなく、一人一人の成功法則を
見つけて欲しいです。

今回のワーク

ちょっと難しいかもしれませんが、
今回紹介した11個のルールを守って、
アファメーションを作って欲しいです。

①あなたのゴールを達成するための
 アファメーションを1つ作成する
 (11個のルールを遵守する)

②作成したアファメーションを
 1週間、朝晩10回ずつ唱える

実践してみて、違和感のある部分、
自分と合わない部分は修正したら
良いです。

形を学んだ上で、形に囚われず、
楽しく継続することが最も大切だ
というのが私の考えです。

ではでは。

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