親子で使える心理学実践家のアスモです。
「絡みづらい人」の
特徴を知っていますか?
実は、極端に外向に偏ったり、
極端に内向に偏ったりすると、
とっても「絡みづらい人」に
なります。
しかも、「絡みづらくなった」結果、
人間関係も破綻しますし、様々な
人生のチャンスも失うことになって
しまいます・・・。
今日は、そんな惨めな人生を回避する
ために気をつけるべきポイントを
紹介していきます。
外向に偏りすぎると・・・
極端に外向に偏っている人の
分かりやすい特徴を以下に示します。
・しゃべる量が人の話を聞く量より
圧倒的に多い。(マシンガントーク)
・無駄なアクションが極端に多いと
周囲から思われ、ウザがられる。
・状況に応じて言動を変化させすぎて、
自分の軸がなくなる。
・一人になったときにとてつもない
寂しさが襲ってくる。
・一人の時間が怖い。
・過度に他者の評価を気にしすぎて、
エゴサーチしまくる。
・リラックスできない。
・寝たいのに眠れない。
・・・
という感じで、外向に偏れば偏るほど、
過度に活発になり、他者からの評価に翻弄され、
心身のバランスを失ってしまうのです。
最終的には他人をむやみやたらに傷つけて、
罪悪感に囚われることになってしまいます。
外向に偏った時は・・・
外向に偏った時は、内向型の
心理機能のキーワードを参考に
それらを意識したアクションを
取ると良いです。
また、基本的にESFPやESFJなど
E○○○というアルファベットの
最初の文字がEで始まる外向型の
性格タイプが外向に偏りやすいです。
外向型の性格タイプの人が
バランスを取るためには
サポート機能を意識すると良いです。
サポート機能のキーワードを
眺めて、それに当てはまりそうな
アクションを取ると良いでしょう。
ENTP、ESTPなら、サポート機能は
内向的思考なので・・・
・学術的な本を読む
・データを計測し、分析する
・ロジカルな文章を書く
・仮説を立てて検証する
・問題解決のアイデアを書き出す
など、思考を整理する内的な
作業が重要になります。
ESFJ、ESTJなら、サポート機能は
内向的感覚なので・・・
・毎日日記を書く。
・健康にこだわる。
・よく寝る。
・美味しいものを食べる。
・ゆっくりお風呂に入る。
など、過去を振り返ったり、
体を休めて心身ともにリラックスする
時間をとることが重要です。
ENFP、ESFPなら、サポート機能は
内向的感情なので・・・
・日記や詩など言語を使って
一人でできる表現に取り組む
・絵や写真、陶芸など、
イメージや感情を形にする
趣味に取り組む
・楽しかったこと、嬉しかったこと、
悲しかったこと、悔しかったこと、
など、感情をネガポジ平等に
書き出すこと。
・しゃべるよりも聞くことを意識する。
・動くよりも観察を意識する。
など、思考や感情のアクティブさ、
感覚や直観のアクティブさを
クールダウンすることが大切です。
ENFJ、ENTJなら、サポート機能は
内向的直観なので・・・
・人生で成し遂げるべきことを
書き出す
・瞑想、内省する
・スピリチュアルな本を読む
・社会をガラッと変えるような
アイデアを書き出してみる
・自分を取り巻く環境の存在意義を
熟考してみる
内向的直観はセンシティブで、
抽象度の高い深いイメージの世界を
キャッチする心理機能です。
上記のアクションを取ることで
活性化させることが可能です。
まとめ
・外向的な性格タイプ(E○○○)が
外向に偏った時はサポート機能を
意識して使うことが大切。
・ENTP、ESTPはロジカルに物事を
分析・整理すると良い
・ESFJ、ESTJは過去の経験を振り返ること、
リラックすることを心がけると良い。
・ENFP、ESFPは一人で取り組める
表現媒体を見つけると良い。
・ENFJ、ENTJは物理世界から
離れた視点でビジョンを
考えてみること。
ワーク
それでは、今日のワークです。
①自分が外向型の人は、自分を対象に
自分の大切な人(家族や友人など)が
外向型の人はその人物を対象に、
サポート機能は何かを考える
②①で書き出したサポート機能を刺激し、
発達させるための活動を書き出す。
③自分が外向型の人は②の活動を
やってみる。自分の大切な人が
外向型の人は、一緒に②の活動を
やってみる。
やってみると、このワークのパワーが
いかにすごいかを感じられると思います。
理屈を学ぶだけでは、現実は変わりません。
実践し、現実世界のフィードバックを
受けて、改善していくことが大切です。
ではでは。
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