心理学実践家のアスモです。
自信を持って子育てができていますか?
「はい。私は自信を持って子育てをしていて、
100%間違いなく子供により良い未来が
訪れる確信を持っています。」
なんて、胸を張って言える人はほとんど
存在しないと思います。
むしろ、そんな感じで自信満々に
宣言できる人は逆に信用できませんよね…。
では、子供に自信を持って自分の
生き方を語れますか?
この質問にもなんの迷いもなく「はい。」
と答えられる人は少ないと思います。
多くの人が日々、迷いながら不安を
感じながら人生を生きているのです。
このサイトでは、人生や子育てにまつわる
様々な悩みを不安を少しでも解決し、
夢や目標を実現するための科学的な
方法論をお伝えしていきます。
しかも、科学者が実験して導き出した
「理論」や「仮説」を単純に紹介するのではなく、
これまでの私の実践経験を踏まえて、
現実に落とし込んだお話をしていきます。
ぜひ、より良い子育てのために、
より良い人生のために有効に使って
いただければと考えています。
では、どんな科学的な理論をベースに
解説をしていくのかというと…
一番大きな柱となるのは、ユング心理学を
ベースに作られた「MBTI」という
性格診断システムです。
また、MBTIに加えて、最新の科学的な
知見も踏まえ、現実世界で日常的に活用できる
「OTTI」(Oyakode Tsukaeru Type indicator)
というオリジナルメソッドを構築しました。
「OTTI」で、最も重要となる3つの考え方は…
①人それぞれの違いを認め、受け入れること
②世の中に絶対的に正しいことは存在しない
③使ってこその心理学
ということです。
では、それぞれについて簡単に説明します。
①人それぞれの違いを認め、受け入れること
これは、OTTIを上手に活用していくためにも
非常に重要な考え方です。
性格診断システムを使い始めると、
他者を性格タイプの色眼鏡で過剰に
ジャッジしようとしてしまう人が多いです。
例えば、
「あの人はESFPだから、浮気者に違いない」
みたいな言い方をする人がいます。
確かに、ESFPという性格タイプの人は、
ユーモアに長けた人が多く、社交的で
交友関係が広い人が多い傾向にあります。
ムードメーカー、盛り上げ役という感じです。
が、ESFPの性格タイプの人が
全員そうとは限りません。
生育環境や社会経験などでそれぞれ
似た部分もあるけれど、違う個性を
持っているものです。
なので、性格タイプを人をジャッジするための
道具として使うのではなく、分析のための一つの
手段として捉えて欲しいです。
また、自分の性格タイプ以外の解説もよく読んでみて
「へー、そんな感じ方をするんだ!」
「へー、そんな考え方をするんだ!」
という感じで、人間に対する理解を深め、
視野を広げるために活用して欲しいです。
そうすると、他人に対して受け入れるキャパが
どんどん広がっていきますので、自然と子育ても
うまくいき、人生が良くなっていくものなのです。
今の段階ではよく分からないかもしれませんが、
このサイトの記事を読み進めていくうちに、
必ず実感してもらえるようになります。
②世の中に絶対的に正しいものは存在しない
まず、極端な例をあげますが…
「人殺しは絶対にダメなことですか?」
という質問にあなたはどう答えますか。
一般的な社会状況の中で考えれば、
人を殺せば逮捕されて重罰に課されます。
ですが、もし、あなたが戦場で兵士として
戦わなければいけない立場だとどうでしょうか?
「敵と戦って殺すのが仕事。」
という立場なのに、それを遂行できなければ…
自分や仲間の身を守ることもできなく
なってしまいます。
何が言いたいかというと、何事にも
「これは100%正しい」「これは100%間違っている」
という二元論的な思考回路を卒業しましょうというのが
OTTIでも重要な部分です。
なので、OTTIの理論を活用しようとするときにも、
「100%正しい」と思って欲しくないのです。
あなたが置かれた状況や立場、様々な条件に
合わせて自分なりに実践し調整してこそ、
本当に使える生きた心理学になるのです。
OTTIでお伝えすることを人生のヒントとして
取り入れ、試行錯誤してあなたなりの
成功法則を作り上げていって欲しいのです。
③使ってこその心理学
心理学者の方や心理学を教えるビジネスを
している方に多いパターンが「理論家」に
なってしまうことです。
簡単にいうと、
「口では理路整然と語るけど、
実際にあんたはどんな生活してるの?」
ってツッコミたくなる感じです。
「傾聴や共感が大事ですよ!」
「コミュニケーションが大事ですよ!」
とか言いながら、プライベートでお話ししてみると、
全く相手を理解しようとせずに、自分の理論が
正しいことを主張し続け、ちょっとでも反論すると
激昂するなんて人すらいます…。
私も心理学に精通する様々な方に教えを請うた
経験がありますが、ちょっと残念だなと思うことも
よくありました。
理論が正しいとか、自分の考えが正しいとかは
OTTIでは二の次、三の次です。
生活の中で使ってみて効果が出るか。
ここが最も重要だと考えています。
なので、今後紹介していく考え方や
テクニックも実際に使ってみてください。
そして、あなたが効果的だとか使いやすいと
思った内容に絞って継続的に取り組んで
いただければ良いと考えています。
実践で使いもしない知識をいたずらに
増やすのではなく、あなたやお子さんの人生を
よりよくするために活用して欲しいです。
コミュニケーションが苦手でした
私自身、もともとコミュニケーションが
苦手で対人関係のストレスが多いタイプでした。
大学を卒業し、小学校の先生になったのは
良いのですが、日々、理解不能な行動をする
子供達を相手にストレスフルな生活をしていました。
もともと、大人同士のコミュニケーションですら
苦手で、相手の意図や気持ちを理解するのが
下手くそだったので、子供相手だと尚更酷かった
と思います。
とにかく、こっちの言いたいことも伝わらない。
相手の言いたいこともよく分からない。
その状態が続くのがしんどかったです。
学級崩壊とまではいきませんでしたが、
なんとかギリギリ授業が成立するという
感じでした…。
恐らく、うつ病寸前まで追い込まれて
いたと思います。
帰宅後は毎日のように缶ビールを5本も
6本も浴びるように飲んでいました。
二日酔いでフラフラになりながら通勤し、
息も絶え絶え一日を凌ぐというありさまでした。
そうこうするうちに体を壊し、肺炎を発症し
2週間ほど寝込むことになってしまいました。
この時は情けなくて涙が出てきました。
「なんで自分はこんなにも子供たちとの
コミュニケーションがうまくいかないん
だろうか?」
「大学で勉強した教育理論は一体
何の役に立つんだろうか?」
「この先ちゃんとやっていけるのだろうか?」
など、自分自身や過去に対する
ネガティブな考えがループしていました。
そうは言っても目の前の現実に立ち向かって
いかなければ生きていけません。
そこで考えたのが、
「人間の心理について学ぼう」
ということだったのです。
それからというものコミュニケーションを
軸に実践で活用できる心理学の書籍や教材を
手当たり次第学習するようになりました。
NLP、MBTI、コーチング理論、アドラー心理学、
ビジネス心理学、心理経済学、脳科学、
コピーライティング、マーケティング、
プレゼンテーション、催眠、レイキ、気功 etc…
学問としての心理学から日常生活や
ビジネスに落とし込まれた心理学の知識を
貪るように学んでいったのです。
その結果、半年後には子供達との
コミュニケーションも改善され、
毎日楽しく仕事ができるようになりました。
しかも、子供たちからもヒーローの
ように慕われるようになり、
「ドラマに出てくる先生みたいです!」
と保護者のお母さんたちからも
言われるようになったのです。
それからも、人生の紆余曲折を経験しながら、
心理学を学び、実践していきました。
現在は、自分の適性と強みを活かすために
どんな仕事をするのが良いのか掘り下げた結果、
ライターとして活動しています。
もちろん、コミュニケーションの方もかなり
改善され、今では子供からお年寄りまで
円滑にコミュニケーションが取れるように
なりました。
そこに至るまでは社会の底辺層と言われる
方々と生活を共にしたり、逆にいわゆる
上級国民と呼ばれる方々と仕事をしたりなど、
かなり幅のある人生を生きてきました。
私の実生活でのエピソードなども後々
いろいろと紹介していきたいと思います。
今回のワーク
そうそう、このサイトでは「使える心理学」に
重きを置いていますので、全ての記事に
ワークを入れていきます。
では、はじめての方へのワークです。
「あなたにとっての幸せとは何ですか?」
この質問に対して、あなたなりの考えを
書き出してみてください。
理路整然と書いていただいても良いですし、
なんとなく、こんなイメージというフワッ
とした表現でも良いです。
または、「こういう場面で幸せを感じる」
など具体的な状況を書いても良いですよ。
自分にとっての幸せって何かを掘り下げて
みることって実はすごく大事なことなんです。
インターネット、テレビ、雑誌、映画、
マンガなど様々なメディア媒体を通じて、
私たちの価値観は形成されています。
実は、幸せに関する定義や価値観も
メディアの影響でステレオタイプなものに
誘導されている可能性があります。
「あなたにとっての幸せとは何か?」
この問いに対して5分でも10分でも良いので、
時間をとって書き出してください。
書き出したり、人に話したりして自分の
頭の中を外部化することは、「メタ認知」の
力を高めることにつながります。
ぜひ、毎回取り組んでみてください。
(参考)メタ認知ーWikipediaよりー
「メタ認知とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のあり方を指すことが一般的である。」
超簡単にいうと、
「自分のことを知る力」
って感じです。
この力は、OTTIを学んでいくと
どんどん高まっていきます。
そして、あなたとあなたの子供を真の
幸せに導く鍵の一つでもあります。
なぜメタ認知が大事なのかは、
サイト内のどこかの記事でまた、
紹介したいと思います。
ではでは。
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして、Georgeと申します。https://twitter.com/song15song1でTwitterをやっているものです。
大変興味がありまして、よければ、アスモサイコロジーについて、もっとお伺いしたいことがあるのですが、よろしければお時間いただくことは可能でしょうか?
コメントありがとうございます!
Twitter拝見いたしました。
私自身は心理学PhDではありませんが、
人脈はある方なので、何かお力になれることがあるかもしれません。
下記メールアドレスに一度、ご連絡いただければと存じます。
oyakosphycology@gmail.com
よろしくお願いいたします。